開業届けを出したらやること
開業届を税務署に提出した後は、すぐに下記のことに取り掛かりましょう。
後の税務申告をスムーズに進めていく上でもとても重要な内容です。
税理士への相談
税理士は顧問契約で毎月顧問料という報酬を支払うというのが一般的です。
でも、起業したばかりであまり売上も立ってなければ、毎月報酬を支払うのはキツいですよね。
最初から顧問契約ではなく、まずはスポットで相談に乗ってくれる税理士を探してみましょう。
税理士との相性もありますので、スポットで相談しつつ対応の内容やスピードを見ながら良ければそのまま顧問契約にするというのが良いでしょう。
一旦、顧問契約をしてしまうとなかなか変えるのは難しいので、その辺は慌てずにしっかりと見極める必要があります。
日常の会計処理や書類整理についてどうしたらいいのかを相談してみましょう。
事業用の銀行口座を作る
事業用の口座を作って家計用の口座とで取引内容を分けるようにしましょう。
プライベート用の口座と事業用の口座を一緒にしてしまうと、どれが事業用の経費でどれがプライベート用の出費なのかわからなくなってしまいます
口座を分けておかないと、確定申告の時に面倒なことになってしまいます。
ですから、事業用の銀行口座は必ず開設するようにしましょう。
事業用のクレジットカードを作る
これも銀行口座と同じくで、目的はプライベート用の出費と事業用の経費を明確に区別するためです。
他にも、
- ポイントが貯まる
- 事務処理が楽になる
- 資金繰りの改善
- 領収書紛失の心配がない
- クレジットカードに付帯している特典を活用できる
など、多くのメリットが得られます。
【開業してすぐでも作れるクレジットカード】
開業して個人事業主になると、実はサラリーマンよりもクレジットカードが作りにくくなります。
クレジットカードの審査は、勤務している会社・勤続年数などの情報を元にして「信用」の度合いを確認します。
開業してすぐだと当然、事業の継続実績・売上実績・収入証明がありません。
このような場合、「自分が欲しいクレジットカード」ではなく、「開業してすぐでも審査に通るクレジットカード」を選ぶべきです。
クレジットカードの審査に一度落ちてしまうとその情報は他のカード会社とも共有されるので、次も審査に落ちやすくなります。
ネットの情報は信用できないという人のために、実際に下記のカード会社に電話して聞いてみました。
A. お申込みは頂けますが、審査によってはご希望に添えない場合もございます。
自営の場合、一応設立5年以上経過しているという条件はありますが、あくまで目安となる条件ですので、開業したばかりだと絶対に審査に通らないといったものではございません。
実際に、開業したばかりでも審査に通った事例もございますので、まずはお申込みいただければと思います。
年会費 | 初年度無料、36,300円 |
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発行期間 | 3週間 |
必要書類 | 以下のいずれかの1つを提出 1.運転免許証 2.写真付き住民基本台帳カード 3.マイナンバーカード 4.特別永住者証明書 5.在留カード 6.パスポート 7.各種健康保険証 8.住民票の写し 上記のうちの1つに加えて以下のいずれかを提出 1.商業登記簿謄本 2.登記事項証明書 |
A. とても多いお問い合わせ内容です。
お申込みをいただいた後での総合的な判断となりますので、今この場で回答することは難しいです。
まずはお申込みの上で、必要書類をお送りいただければと思います。
年会費 | 初年度無料、2年目以降11,000円(税込) |
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発行期間 | 最短3営業日 |
必要書類 | 代表者または個人事業主ご本人様と確認できる本人確認書類(日本国内発行の運転免許証または運転経歴証明書・パスポート・在留カード・特別永住者証明書・個人番号(マイナンバー)カードなどのコピー)および法人の本人確認書類(現在事項全部証明書・履歴事項全部証明書の原本またはコピー) |
結論から申しますとご入会が可能です。
三井住友ビジネスカードfor Owners ゴールドは法人向けのカードとなっておりますが、審査に関しましては法人代表者個人の方の審査となりますので、設立1年に満たない会社でもご入会頂くことができます。
ただし、必ずしも審査に通るお約束することは出来ませんので、まずはお申込いただければと思います。
年会費 | オンライン入会で初年度無料、2年目以降11,000円(税込) |
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発行期間 | 最短3営業日 |
必要書類 | 法人代表者の本人確認書類(運転免許証など) |
ということでした。
「他と比べて審査に通りやすいかどうか?」という質問もしてみたのですが、さすがに「はい!」という回答は得られず、どこもぼんやりとした内容の回答になりました。
オペレーターのレベルというか丁寧さでは、やはりアメックスが群を抜いている印象です。
開業したばかりだと、年収や年商の実績がないわけですが、カード申込時には見込み金額を入力すれば大丈夫とのことでした。
三井住友ビジネスカードfor Owners ゴールドは、会社としてではなく代表者本人の審査となるので、開業してすぐでも代表者個人が審査基準に達していれば取得が可能です。
JCBゴールド法人カードは、JCBのプロパーカードが個人カードも含めて審査が通りやすいというイメージは全くありません。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、当サイトからの審査通過実績も高く、ステータス性も抜群なのでイチオシです。
開業したばかりの人にとっては、1年目に最高のコストパフォーマンスを発揮する1枚です。