法人カードでふるさと納税
「ふるさと納税制度」とは自分の選んだ町やふるさとにに寄付することによって、寄付した額のほぼ全額が税額控除される税制度です。
そして、その町の特産品・工芸品・旅行券などのお礼の品をもらうことができます。
【ふるさと納税の流れ】
ふるさと納税は、個人だけではなく企業も利用することができるのでこれを利用すると節税効果があります。
企業がふるさと納税を行った場合、『国又は地方公共団体に対する寄附金』という扱いになり、全額を損金算入できます。
ただし、寄付した額に対して実行税率を乗じた税金(例:寄付金10万円で実行税率40%の場合、10万円×40%=4万円)が節税できることになります。
寄付金のお礼の品としてもえられる特産品は、社員に配布すれば福利厚生にすることもできます。
個人の場合は、一定金額までは寄付金の額から2,000円を差し引いた全額(例:寄付金5万円の場合、4万8千円)が所得税・住民税から控除されます。
法人の場合は、個人ほどのメリットはないというのが現状です。
しかし、ふるさと納税はクレジットカードでの支払いが可能(※自治体による)です。
法人カードを利用すれば、会社から現金が減るタイミングをカードの引き落とし日まで遅くすることができるので、資金繰りのメリットがあります。
さらに、クレジットカードのポイントも貯まるのでお得です。
ふるさと納税を法人カードで支払う場合は、
・締め日から支払日までの長さで選ぶ
最長58日 締め日:5日 |
最長55日 締め日:15日、支払日:翌月10日 |
最長56日 締め日:15日 |
・ポイント還元率で選ぶ
1% |
0.5% |
0.5%~0.75% |
※アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの還元率は、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録時
のどちらを優先するかで法人カードを選ぶのがおすすめです。